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【高砂香料工業】据置:A /安定的 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 15d0714 1

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http://www.jcr.co.jp

15- D- 0714

201 5 年 12 月 3 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

高砂香料工業株式会社

(証券コード:4914)

【据置】

長期発行体格付 A−

格付の見通し 安定的

■ 格付事由

(1) 国内最大手の香料メーカー。食品香料(フレーバー)、香粧品等香料(フレグランス)のほか、アロマイ

ングリディエンツ、ファインケミカルなど事業領域は幅広い。早くから海外事業の拡大に取り組み、欧

州・米州・アジアの 3 極で生産・販売体制を構築しており、世界でも第 5 位の売上シェアを有する。市場

規模や、成長余地の大きい海外へ投資を積極的に進める一方、国内でも 15 年 10 月にフレーバーの新工場

(広島県三原市)が竣工し、生産能力の増強が図られた。

(2) 国内の香料事業は上位メーカーへの寡占が進んでおり、長期にわたり供給構造は安定している。13 年 4

月の平塚工場の火災の影響でフレーバー事業の収益は悪化したが、顧客基盤に大きな変化はなく取引も回

復に向かっている。海外では、アジアを中心に事業基盤の強化が進み、多様な顧客ニーズにも適切に対応

している。グループ購買による原料調達の効率化などコスト削減の取り組みも進んできており、収益は底

堅く推移するとみている。財務内容も引き続き安定した状況を維持可能と考えられ、格付を据え置き、見

通しを安定的とした。

(3) 16/ 3 期は営業利益 54 億円(前期比 71. 7%増)と 3 期振りに増益となる見通し。国内フレーバー事業の改

善や、米州でのコスト削減進展などが業績を押し上げる見込み。新興国の旺盛な需要の捕捉に向けた取り

組みを積極化しており、当面はこれが収益のプラス要因となるとみている。一方、フレグランス事業を中

心に研究開発費は増加傾向にある。グローバルな顧客との取引拡大などにより、費用増加を吸収できるか

注目していく。

(4) 財務健全性に特段の問題はない。16/ 3 期第 2 四半期末の自己資本比率は 45.8%、D/ E レシオは 0. 7 倍。

三原工場建設などに伴い有利子負債が増加したが、継続的な利益蓄積や為替換算調整勘定の改善で資本の

厚みも増しており、財務構成の悪化は限定的なものにとどまっている。インドやインドネシアでの生産拠

点新設など海外の事業基盤強化に向けた投資が続くが、17/ 3 期以降の設備投資額は減価償却費に見合っ

たものになるとみられ、財務構成は緩やかに改善に向かうと考えられる。

(担当)藤田 剛志・坂井 英和 ■ 格付対象

発行体:高砂香料工業株式会社

【据置】

対象 格付 見通し

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http://www.jcr.co.jp

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2015 年 11 月 30 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎

主任格付アナリスト:藤田 剛志

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「化学」(2012 年 3 月 26 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 高砂香料工業株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ

スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則

17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJ C Rのホームページの“ Rating Information” (http: / / www. jcr. co. jp/ english/ top_cont/ rat_info01. php) に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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